【17.怒れる若者たち】アナウンサーになったのは「優」が足りなかったから

元々、私はアナウンサーになりたかったわけではなかった。大学時代は音楽や芝居に夢中で授業もサボりがち。近所に住む級友が親切に我が家に訪ねて来ては「試験、近いですよ。これ、お貸しします」と、ノートを持ってきてくれたおかげで何とか落第もせず卒業できたようなものだった。
学業成…
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