社民党「存続危機」から脱出…ラサール石井氏が1議席死守、政党要件「得票率2%」もクリア

公開日: 更新日:

「日本人ファーストって何ですか」「人間にファーストもセカンドもないんですよ!」――。

 投開票日を翌日に控えた19日午後6時過ぎのJR新宿駅東南口前広場。社民党から比例代表で立候補したタレント、ラサール石井氏は、詰めかけた聴衆約300人を前に、そう声を上げた。

 外国人憎悪が吹き荒れた今回の選挙戦で、ラサール氏は「平和と暮らし」を掲げる社民党らしく、愚直に「反差別」「戦争反対」「消費税廃止」の主張を展開。熱の入った街宣を繰り返すうち「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両津勘吉の声優として鍛えた自慢のノドも、選挙最終盤にはすっかり潰れた。それでも必死にマイクを握り続ける姿に涙を流す人もいた。

 社民党は公選法上の政党要件維持が危うく、得票率2%を超えるかどうかが焦点だった。党首の福島みずほ参院議員はきのうの開票直後、インターネット配信向けの取材で「最低1議席は確保し、政党要件(である)2%も獲得したい」と意気込んだ。政党要件を失えば、次期衆院選で小選挙区と比例代表の重複立候補ができなくなり、ポスターの枚数や選挙カーの台数も減らされる。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    自民が予算委で“高市封印シフト” 首相が答弁から逃げ回るトンデモ事態にSNSで批判殺到

  2. 2

    イラン攻撃に沈黙する高市外交の“二枚舌” 米国とイスラエルの暴挙に「法的評価は控える」の笑止

  3. 3

    石川県知事選で現職の馳浩氏が展開した異様な“サナエ推し” 高市人気に丸乗りも敗北の赤っ恥

  4. 4

    高市首相パワハラ国会の一部始終 赤沢経産相に「ワタクシに恥をかかせるな」…“閣僚イジメ”にSNSで批判噴出

  5. 5

    高市首相に「国会軽視」の特大ブーメラン! 閉鎖ブログに審議短縮への嫌み・不満を書き連ねていた

  1. 6

    これが高市“ウソつき”首相の正体 世間はウソを望む。だから権力者はウソを利用する

  2. 7

    裏金事件で解消した自民党が“派閥復活”の無反省…まさかの「萩生田派」「武田派」結成の兆し

  3. 8

    二階俊博ジュニア伸康氏はどこへ行く…国政での2度惨敗に懲りず今度は和歌山市長選に?

  4. 9

    懲りない維新は気づけば大政翼賛化 ドサクサ紛れに議員定数「比例区のみ」削減法案検討へ

  5. 10

    2期目狙う馳浩氏ピンチ…石川県知事選は保守分裂“ラウンド2”「不人気現職vs極右前市長」でカオス極まる

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  2. 2

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  3. 3

    同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

  4. 4

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  2. 7

    これが高市“ウソつき”首相の正体 世間はウソを望む。だから権力者はウソを利用する

  3. 8

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  4. 9

    旧宮家の"養子案"に向かう高市内閣と世論が求める「愛子天皇待望論」

  5. 10

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…