松山英樹はギリギリ予選突破も…“1日の中に四季がある”全英オープンを嫌いにならないか
【全英オープン】第2日
かつて、「日本ゴルフ界最高のスター選手」だった「ジャンボ」こと尾崎将司(78)。4大メジャーの最高成績は1989年全米オープン6位。全英も2度目の出場だった79年に10位でフィニッシュしている。ちなみに、尾崎は全英に10回出場しベスト10入りはこの1度きりだった。
海岸沿いのリンクスは「一日の中に四季がある」といわれ、晴れていたかと思えば、突然強い風が吹き、雨も降り出す。スコットランドやアイルランドは7月でも気温が15度を下回ることもある。海風と気まぐれな天気の「全英」が尾崎は嫌いだった。
19日付で既報のとおり、松山英樹は今年の全英が11回目。ベスト10入りは初出場の13年大会6位だけ。4大メジャーの中で予選落ち3度は最多。相性の悪い大会だ。
初の予選落ちはロイヤルトゥルーンGCで行われた16年大会。通算8オーバーだった。同じ舞台に戻ってきた昨年も初日に4オーバー82位と大きく出遅れ、2日目もスコアを落とし通算5オーバーでホールアウト。