参政党議員「初登院」に漂った異様な雰囲気…さや氏「核武装」に対しゼロ回答で現場は大混乱
その後、他の記者が「核武装の発言についてですが」と問いかけた瞬間、スタッフがまずいと思ったのか、張り詰めた表情で「同じ内容でしたら、他の方お願いします」と遮った。
■ずさんな取材対応に報道陣が困惑
この記者は制止を振り切って「ご自身の選挙期間中の発言なので。撤回する意向はないのか」と聞いたが、さや氏は「後ほど、党との擦り合わせが終わったら報告したい」と、やはりゼロ回答だった。
同じ記者が「何万人もの方が被爆して苦しんでいる。彼らに同じことが言えるのですか!?」とたたみかけても、スタッフが「(質問は)1点だけで!」と再び遮り、さや氏はダンマリ。トンデモ発言が追及されるのは予想できたはずだが、改めて自分の言葉で説明する気はないようだった。
結局、囲み取材はわずか3分ほどで終了が告げられた。慌てた報道陣から「今後は本名で活動していくのか」など、記事を書くにあたって名前の表記の確認を求める質問が相次いでも、スタッフは「はい、すいません!どうも!」とシャットアウト。「党に問い合わせても返事がないからここで聞いてるんですよ!」と食い下がる記者もいたが、スタッフは「ご協力お願いします」と繰り返すだけ。その場にいたメディア関係者は「こんな基本的なことも答えてくれないのか……」と、呆れ顔だった。