旧統一教会・韓鶴子総裁逮捕で内ゲバ勃発!「私のために祈らないで」は気遣いか、それとも“奪還”指示か
旧統一教会問題を長年追及するジャーナリストの鈴木エイト氏はこう言う。
「韓氏は特検の調べに対し、〈私は『独生女』(天の一人娘)だ〉〈一般社会の法律では裁けない〉などと主張し、徹底抗戦の構えです。一方、教団内の権力争いも激化。韓氏は今年4月、孫にあたる長男の息子2人を後継指名しましたが、立件を免れた古参幹部が支配を強めており、内ゲバの様相です。日本側は情報収集が追いつかず、混乱している。気になるのが、韓氏が信者に〈私のために祈らないで〉と呼びかけたと報じられたこと。信者への気遣いなのか、あるいは奪還を暗に指示したものなのか。意味深です。日本への波及が懸念されます」
■自民党総裁選では今年も“高市推し”
総裁選をめぐり、信者は昨年、高市早苗前経済安保相を推していた。
「今年も教団として統一見解は出していないものの、信者は変わらず、『高市一択』です。安倍元首相の路線継承にとどまらず、スパイ防止法の制定を掲げるなど、政策の親和性が高い」(鈴木エイト氏)