キングメーカー狙う麻生太郎氏が大慌て…“仁義なき福岡抗争”も絡み必死の「林芳正潰し」画策

公開日: 更新日:

1回目の投票から高市氏を支援か?

 宏池会の会長だった古賀氏は、派閥の後輩である林氏を総理総裁に就けるために全面支援。古賀氏は2012年に政界を引退したが、相変わらず政界に影響力を持っている。国会近くに事務所を構え、宏池会系の議員や官僚が出入りしている。

 その古賀氏と麻生氏は、地元・福岡で覇権を争ってきた「犬猿の仲」だ。そのため、今回の総裁選でも、麻生派は唯一、林陣営だけには推薦人を出していない。麻生氏は「林だけはダメだ……」と漏らしているという。

 麻生氏は次の選挙では引退し、長男に地盤を譲る予定だとされる。万が一、天敵の古賀氏がバックにいる林政権が誕生したら、長男が公認されない可能性もゼロじゃない、と考えているらしい。

 福岡政界が「林支援」で固まりつつあることにも危機感を強めているという。9月30日に福岡市内で開かれた「林芳正を支援する会」には、福岡県議会・自民党県議団のほぼ全員が顔をそろえ、県選出の国会議員10人のうち5人が「林支持」を表明している。

 キングメーカーを狙う麻生氏は、今回の総裁選では「勝ち馬」とされる進次郎氏を支援するとみられていた。しかし、麻生派(約40人)が進次郎氏に乗っかると、結果的に高市氏の議員票が減り、林氏が2位に浮上する可能性が強まる。そこで「林潰し」のために、1回目の投票から高市支援に回るのではないか、と臆測が飛んでいる。

「もし、林芳正が決選投票まで進むと、なにが起こるか分からない。決選投票に進ませないためには、1回目から高市に票を集中させるしかない。選挙は当選させるより、落とす方が簡単ともされています」(政界関係者)

 この総裁選、国民との乖離が進むばかりだ。

  ◇  ◇  ◇

 自民党総裁選をめぐる各候補の最新の動きについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市官邸「被災地利用PV」が首相の命取りに? 安倍元首相“コロナおこもり動画”の二の舞を自民党が危惧

  2. 2

    高市首相のあいさつはコピペ率85%…「広島への思い」石破前首相・愛子内親王とは絶望的格差

  3. 3

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  4. 4

    安倍難去ってサナエ禍蔓延 なぜ日本人は妙ちくりんな女に騙されてしまったのか

  5. 5

    熊本地震の被災地利用に続き…首相官邸が今度は国民栄誉賞で「高市PR動画」作成し大炎上

  1. 6

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  2. 7

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  3. 8

    被災地を踏み台に…確かにビンビン「伝わる」高市首相の人気取り “政治の師”は激励に駆けずり回るハード視察

  4. 9

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  5. 10

    高市首相“被災地利用PV”が大炎上! ピアノBGM付きでヘリから合掌、酷暑に汗一滴かかない不可解

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  3. 3

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 4

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  5. 5

    パチスロ愛好家の漫画家ユキヲ氏に聞いた 自作『邪神ちゃんドロップキック』パチスロ化への思い

  1. 6

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  2. 7

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  3. 8

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  4. 9

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  5. 10

    ヤクルト「早すぎた続投宣言」の代償…池山監督の来季続投決定後に泥沼、投手陣も崩壊