高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に
野党からの追及は必至
林氏は15日、朝日の記事について報道陣に「報じられている方々の発言内容とわれわれの認識が異なっているように思う」と発言し、やはり問題ナシと主張。暗に証言した6人にケチをつけた形だ。
「林さんは政治資金や選挙を所管する総務大臣。詳細な説明を避けるのは印象が悪い。野党の追及の的になるのは必至でしょう」(官邸事情通)
「ポスター維持管理費」という謎の名目を巡っては、日刊ゲンダイも過去に似たような疑惑を指摘している。岸田政権の2022年、地方創生相だった岡田直樹参院議員(石川県選挙区)が、地元有権者に「広報掲示板維持管理料」名目で政治資金を支出。広報掲示板とはポスターを貼る掲示板のことだが、その管理料名目の支出が3年で計202万円に上ったのだ。
国会で追及された岡田氏はやはり「正当な維持管理料」と主張していたが、複数の地元有権者が「掲示板の維持管理なんかしてない」と日刊ゲンダイに証言。こうした手口は自民党あるあるなのか。閣僚経験者が言う。
「実際に維持管理をしてもらっていれば、法的に問題ありません。林さんはその点を淡々と説明すればいい。まあ、自分だったらこんなカネは出しませんけどね。疑われる恐れがありますから」
果たして林氏は説明しきれるだろうか。
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