「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢
丸山彬氏の事務所は物々しい雰囲気
一方、前橋市議会の自民系2会派が支援する丸山氏の出陣式は、“保守王国”の自民らしさ全開だった。
5日午後2時、JR前橋駅前の選挙事務所に、市議や県議などがぞろぞろと50人近く集まり、そのほとんどが男性。現地には、中曽根弘文参院議員と康隆衆院議員の親子も駆けつけた。どこか物々しい雰囲気で、小川事務所とは対照的だ。
さらに式の冒頭は、地元神社の神主を招いて神事が行われ、その時間は30分間に及んだ。取材に訪れていた在京メディア記者は「古くさい選挙戦だ。こんな仰々しい出陣式をやる暇があったら、街頭に立ち一人でも多くの有権者の声を聞いた方がいいのではないか」と呆れ顔だった。
ようやく丸山氏がマイクを持つと「まっすぐに清く正しく、世界に誇れる前橋をつくっていきましょう」と意気込んだ。そんな丸山の最大のネックは知名度が低いことだ。自民に担がれているとはいえ、楽な戦いではない。
「本人は政治の素人だし、あまり政策のことをしゃべらせてもボロが出てしまう。あくまで彼の人間性やクリーンさを打ち出し、浸透を図る。実際、小川前市長のラブホ騒動は、やはり公職の身でありながら道義的に問題があると言わざるを得ない。陣営としても、水面下で批判していくつもりだ」(丸山陣営幹部)
選挙戦もいよいよ終盤に入ったが、情勢はどうか。
「小川さんと丸山さんが抜け出し、激しく競り合っています。どちらが制するか、予測が非常に難しい状況です。両陣営がどれほど無党派層を取り込めるかにかかっているでしょう」(地元記者)
小川氏はスキャンダルの逆境をはねのけるか。
(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ)



















