高市首相は「消費税減税」を本当にやるのか?企業調査で自社へのプラスは4社に1社だけ

公開日: 更新日:

「マイナスの方が大きい」は9.3%だった。飲食店などから「消費税減税が食品のみとなった場合、自社の売り上げは5%程度のマイナスになる」と、売り上げ減を懸念する声が上がったそうだ。

 企業サイドは「消費税減税」を、さほど歓迎していないようなのだ。とくに「食品のみ」「2年間」といった限定的な減税に対して、不利益を懸念する声が根強かったという。

 それでも高市政権が消費税減税を実施するのかどうか。それでなくても消費税減税には、「財界」「米国」「市場」という3つの壁があるという。

 はやくも経済同友会の山口明夫代表幹事は、きのう(13日)、「リスクと利点をしっかり議論して欲しい」と牽制している。

 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「財界が消費税減税を嫌がっているのは、消費税減税の財源として“法人税増税”や“内部留保課税”が浮上する可能性があるからです。アメリカも消費税減税の壁になりかねない。もともとアメリカは『消費税は廃止しろ』という立場です。米国車を日本に輸出した場合、販売価格に消費税分が上乗せされるのに、日本車をアメリカに輸出する時は、逆に国内で払った消費税が還付され、まるで輸出補助金のようになっているからです。不公平だという主張です。“食料品.2年間”という消費税減税を実施しようとしたら、トランプ大統領から『すべてゼロにしろ』と注文をつけられ、大混乱になる可能性があります。さらに、もし消費税減税の実施を決めたら“日本売り”が起きる懸念がある。円安と金利上昇が一気に進行する可能性は捨てきれない。現在、マーケットが大きく反応していないのは、消費税減税はできない、とみているからです」

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外