疑わしい高市首相「皇室は大切な宝物」の真意…選挙大勝で典範改正に前のめり
■公約パンフでは1行触れただけ
そうした中、麻生氏の力を借りた女性初首相が爆誕。高市首相は昨秋の党総裁選で「126代も続いた皇室は世界のどこにも例のない、日本にしかない大切な大切な私たちの宝物だ」と熱を込め、「男系の皇統を守るために皇室典範を改正する」と強調。岩盤保守層にしてみれば百点満点の主張を展開していた。解散表明会見でも「長年にわたり、手がつけられてこなかった課題に、正面から取り組みます」として、典範改正に意欲を見せたが、自民の公約パンフレットでは、こう1行触れただけだ。
〈安定的な皇位継承のため、「皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする」案を第一優先として、皇室典範の改正を目指します〉
高市首相は何かといえば「私は、日本と日本人の底力を信じてやまない」と口にして愛国心にリーチするのに、議論の積み重ねはまるで無視だ。
「来年度予算案の年度内成立を犠牲にして衆院解散を打った総理は、〈物価高対策は補正予算で措置した〉と言っていたが、やはりそこは強弁。信任戦略が奏功して圧勝したら、官邸側は特別国会の召集前倒しを言い出した。国会召集は憲法に基づく天皇の国事行為のひとつですから、日程を右から左に動かすことはできない。常識中の常識です。皇室のご都合など、考えが至らないのがよくわかります」(与党関係者)
眉をひそめられなければおかしい。
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