高市首相が国民を騙し討ち…選挙公約記載なし「定額働かせ放題」を施政方針演説に突如ねじ込み
■ 経団連と厚労相が約19年ぶりに会談
許しがたいのは、高市首相が制度の見直しを施政方針演説に急きょ、ねじ込んできたことだ。高市自民は先の衆院選の公約で制度見直しに触れていない。つまり、国民の信を得ていないのに、勝手に「定額働かせ放題」を拡充しようとしているわけだ。厚労行政に精通した政界関係者が言う。
「高市さんは昨秋の臨時国会の所信表明で、制度について一言も触れずじまい。今年の衆院選公約では『労働時間規制について(中略)運用・制度の両面から検討を進めます』と何も言っていないに等しい文言が盛り込まれただけ。裁量労働制への反発は強いから、さすがに諦めたかな、と思っていたら急に持ち出してきた。国民を騙し討ちしたも同然ですよ。公約に入れていたら労働者の反発を受け、選挙結果は違っていたかもしれない」
高市首相の父親は設備機械メーカーの会社員で、母親は警察官。労働者に理解があっておかしくないのに「定額働かせ放題」を進めるなんて理解に苦しむ。「もはや経済界ベッタリということだ」と言うのは、ある霞が関関係者だ。


















