高市首相の訪米につきまとう「外交オンチ」不安 トランプすり寄り一辺倒なら予算案年度内成立は頓挫必至

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外務省のレクには耳を傾けず

 予算案の衆院審議は過去20年間で最短の59時間だった。参院審議は衆院の7~8割が相場だが、野党第1党の立憲民主党は「60時間台がひとつの目安」と強気。その通りになれば年度内成立はおぼつかない。ましてや、高市首相が訪米でトンデモない約束をしてくれば国会は紛糾間違いなしだ。

「外務省の熱心なレクに総理は耳を傾けず、〈私の考えは違う〉と一蹴してしまうんだとか。法律も何もあったもんじゃない。エネルギー安定供給の要であるホルムズ海峡の安全確保を口実に、イージス艦派遣や機雷掃海を前のめりで口約束してしまうんじゃないか。武力行使と認定されかねない行為ですから、予算案審議は大荒れです」(野党中堅議員)

 度を越したトランプ大統領のご機嫌取りは、岩盤支持層のドン引きにもつながりかねない。

「今月末にトランプ氏の国賓訪問を控える中国は、即時停戦を呼びかけている。習近平国家主席が首脳会談で正論をぶてば、すり寄り一辺倒の総理は赤っ恥をかいてしまうのではないか」(与党若手議員)

■17日まで基本的質疑

 15日のNHK「日曜討論」で野党から「トランプ氏の要請を断れないなら訪米は中止すべきだ」との声が上がっていた。ホントその通りだ。参院では高市首相と全閣僚が出席する基本的質疑を17日まで実施。立法府としてきっちりクギを刺さなければ、それこそ国が危うくなる。

  ◇  ◇  ◇

 緊迫する中東情勢に、トンチンカンな対応でリーダーシップをアピールする高市首相。その暴走、デタラメぶりは関連記事【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。

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