著者のコラム一覧
佐藤大介共同通信編集委員・論説委員

1972年、北海道生まれ。明治学院大学法学部卒業後、毎日新聞社を経て2002年に共同通信社入社。韓国・延世大学に1年間の社命留学後、ソウル特派員。経済部やニューデリー特派員などを経て、21年5月から現職。「韓国・国家情報院」「中高生から考える死刑制度」「13億人のトイレ」など著書多数。

(3)「権力に従属」か「権力が無視」か…どちらのリスクにも有効な答えなし

公開日: 更新日:
イラク戦争は泥沼化(感謝祭祝日、極秘でバグダッド駐留米軍基地を訪れ、兵士を慰労するブッシュ米大統領=2003年11月28日)/(C)ロイター=共同

 情報機関は誰のために、何のために存在するのか──。この根本的な問いが、国家情報局創設の議論では等閑視されている。新たな機関の必要性ばかりが語られ、歴史的に繰り返してきた失敗への省察が欠けている。

 情報をめぐるリスクには、性質の異なる2つの類型がある。一つは、情報機関が政… 

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