50年来の付き合いだった河野洋平さんを偲ぶ 浅利慶太さんと2人で「総理にする会」を

公開日: 更新日:

 1979年。親しくしていた麻生良方さん(元民社党)から「都知事選に出るから、河野さんに党推薦してくれるよう頼んでくれないか」といわれた。その旨を伝えると、しばらくして河野さんから自宅に電話があった。党としては「ウシオ電機」の牛尾治朗さんを推薦する。大平正芳総理も乗ってくれそうなので、「申し訳ない」と。

 だが、この話は公明党が推す鈴木俊一候補に自民党が乗ることを決め、大平総理との約束は反故にされた。

 当時、河野さんの父・一郎氏(元副総理)が所有し、ナスノカオリ(1971年の桜花賞馬)やナスノチグサ(73年のオークス馬)などの名馬を輩出した那須野牧場をなぜ手放したのか聞いてみた。党首が競馬馬を持つことを批判されないためだといったが、本当のところは立党資金や選挙資金を工面するためだったのだろう。

 カネには本当に困っていたようで、“資金調達役”の山口さんと衝突するようになり、事務方は疲弊していた。そこで私に「2人を和解させてくれ」という難題が持ちかけられた。私は行きつけの新宿の割烹を借り切り、暮夜、2人に来てもらって、「十分に話し合って仲直りしてくれないか」といって外へ出た。だが、党崩壊への流れは止まらなかった。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    トランプ大統領と高市首相がG7夕食会で「口論」し他国首脳が仲裁に? 仏メディアが報道の驚愕

  2. 2

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  3. 3

    不倫と嘘が止まらない高市内閣の人格と運命…エロ文科相が「道徳心」を説くお笑い

  4. 4

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  5. 5

    高市事務所が「疑惑のデパート」になってきた…総理大臣の「名前」「イメージ」利用し商売する不可解

  1. 6

    無邪気過ぎる“激ヤバ”高市外交が世界に恥さらし…首相は英国で、進次郎氏はインドネシアでやらかし大炎上

  2. 7

    中傷動画より突っ込まれたくない高市事務所の“急所” 疑惑の本丸「サナエトークン」国会での追及本格化

  3. 8

    トランプ大統領の真珠湾発言は軽口にあらず 突きつけたのは「主導権はアメリカ」という現実だ

  4. 9

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  5. 10

    初G7で高市外交ドッチラケ…「国際法遵守が不可欠」力説もトランプ米国のイラン攻撃にはダンマリの矛盾

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    トランプ大統領と高市首相がG7夕食会で「口論」し他国首脳が仲裁に? 仏メディアが報道の驚愕

  2. 2

    和久田麻由子アナ成功のカギは、“NHKの鎧”を脱いで個性を出せるかにある

  3. 3

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  4. 4

    トランプ大統領の真珠湾発言は軽口にあらず 突きつけたのは「主導権はアメリカ」という現実だ

  5. 5

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  1. 6

    小笠原慎之介に「実質FA移籍」の揶揄…巨人入りは“いろんな意味”でイバラ道

  2. 7

    ドジャース大谷翔平"血だらけ中指”の原因はマメじゃない? 日米のメディアの事実誤認

  3. 8

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  4. 9

    大谷翔平が尻を“血だらけ”にしながら今季7勝目「こういうこともある」とコメント

  5. 10

    無邪気過ぎる“激ヤバ”高市外交が世界に恥さらし…首相は英国で、進次郎氏はインドネシアでやらかし大炎上