これぞ高市早苗首相の正体 皇室典範でもだまし討ちと目くらまし

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嘘から始まった政治家人生

野党不在の政治改革特別委で、“空回し”を平気でやってのける異常事態(C)共同通信社

 思い起こせば維新との与党合意も党をすっ飛ばしただまし討ち。2月の解散でも嘘八百。選挙に勝てば白紙委任とばかりに悪法強行。野党をだまし、国民を愚弄し、宮内庁すら「寝耳に水」のゴリ押しをやる神経は、生来のものではないか。

  ◇  ◇  ◇

「静謐さ」のかけらもない。

 高市政権が先月30日の臨時閣議で、皇室典範などの改正案を閣議決定。衆院に提出した。改正案は①女性皇族が結婚後も皇族身分を保持する②1947年に皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を皇室の養子に迎える──、が柱になっているが、中身は国会の全会派による「立法府の総意」案を逸脱し、皇位を男系男子に限ろうとする意図がアリアリだ。

 総意案は、減少する皇族数の確保に限ってまとめられた経緯がある。「皇位継承」に関しては、男系男子による継承を主張する自民党や日本維新の会と、女性、女系天皇の可能性を排除しないよう求める一部野党との溝が深く、合意を得ることが困難だからだ。

 ところが、改正案は②に関し、養子自身は皇位継承資格を持たないが、養子の子孫が男性の場合、「皇位継承資格を持つ」ことが明示された。露骨に「皇位継承」のあり方に踏み込んできた格好だ。 

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