著者のコラム一覧
田中秀征元経済企画庁長官

1940年、長野県生まれ。東大文学部西洋史学科、北大法学部卒業。83年、衆院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。細川政権で首相特別補佐、第1次橋本内閣で国務大臣・経済企画庁長官。福山大学教授を経て現在客員教授。「自民党本流と保守本流」「平成史への証言」「新装復刻 自民党解体論」「小選挙区制の弊害」など著書多数。

失敗した省庁再編(4)軽視された「行革条項」

公開日: 更新日:
「さばくのは政治や国民です」と、答弁する経企庁長官時代の筆者(同提供)

 1990年代に入り、大蔵省の不行跡が次々と明らかになった。“金融不祥事”の醜悪さに世論は仰天した。特にバブル崩壊後明らかになった住専(住宅金融専門会社)社長への天下り(7社のうち6社)に至り、大蔵省へのかつての信頼は地に落ちた。

 私は、同志の武村正義が蔵相を務めていたの… 

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