マクドナルド中学生殺傷事件「防犯カメラの映像」を公開できないのはなぜ? 元刑事が解説

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「ひとつは、映像の人物が容疑者に直結すると断定できない場合です。現時点では『逃げた不審な男』であって犯人と断定できないか、映像を公開してしまうことで、目撃情報と似た服装で背格好の"他人"が疑われ、無用なトラブルを起こすリスクがある場合は、慎重になることはあります。次に犯人が逃走したエリアが防犯カメラの死角になっていたり、夜遅い時間で街灯もないため鮮明に映っていないケースです」

 そして、今回は店内の防犯カメラを解析したとされるが、一般論として「防犯カメラ設置」と書かれていてもダミーを置いている店もあるという。つまり、犯人は最初から撮れていないから公開できない事件もある。

  ◇  ◇  ◇

 防犯カメラを過信できないのは「強盗」も同じだ。対策は?●関連記事【もっと読む】相次ぐ「闇バイト」で狙われやすい家の特徴と対策…強盗事件の捜査経験豊富な元刑事に聞いた…も要チェック。

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