カタギ相手に「頼母子講」で無許可銀行業…稲川会幹部のやむにやまれぬフトコロ事情

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■地元では有名な右翼団体代表

 カネの取り立てやノミ行為は、本容疑者がもともと得意とするところだった。

「30年ほど前、自身が胴元となり、ノミ行為でパクられ、森田一家の直参となった02年には、借金の返済の滞った男性を中傷するビラを配布して逮捕されている。3年前には、建設会社の工事に因縁をつけ、右翼団体『國憂塾』の街宣車で会社に乗りつけて軍歌を大音量で流して威嚇。『毎日来るぞ、この野郎』と怒鳴り続け、脅迫した。本は政治結社・國憂塾の代表を務め、森田一家総長付という役職だった」(捜査事情通)

 数々の「武勇伝」を残す稲川会系の幹部で右翼団体の代表の親分が、どうしてそんな「はした金」が必要だったのか。

「今の時代、渡世稼業だけでは食っていけないのでしょう。右翼団体といっても構成員が何人もいるわけでもなく、何かあれば本人が道路使用の許可を取り、軍歌を流しハンドル握って現場に駆け付けていた。そういう意味では、地元ではそれなりに名の知れた存在だった。どっちが本業か分からないが、個人で自動車の板金屋を経営していて、ツテを頼って仕事をもらっていたようです」(前出の捜査事情通)

 四刀流でも稼ぎが足りなかったようだ。

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