岡本和真、村上宗隆のエンゼルス入りに不良債権の障壁…深刻な懐事情で低条件オファーが関の山か
メジャー各球団の編成担当者、選手の代理人らが一堂に介するウィンター・ミーティングが日本時間9日、フロリダ州オーランドで開幕した。
初日は監督、GМら各球団の関係者が取材に応じ、いずれもポスティングシステムでメジャー移籍を目指す岡本和真(29=巨人)、村上宗隆(25=ヤクルト)に関して言及する球団も少なくなった。
メジャー屈指の資金力を誇るメッツのデイビット・スターンズ編成本部長は村上について「素晴らしい選手。パワーも抜群で、メジャーでどんなキャリアを築くか楽しみ」と高評価。ドジャース・大谷翔平(31)の古巣であるエンゼルスのペリー・ミナシアンGMは三塁手の補強が課題とし「注目しているポジション。国際市場でも興味深い選手が多い。フィットする選手がいるか調査している」と、岡本と村上への関心を隠さなかった。
エ軍では、2020年に7年総額380億円で移籍しながら、度重なる故障もあって今季は全休。5年間で257試合、打率.242、22本塁打、125打点と期待を裏切り続けるアンソニー・レンドン(35)に、今季限りでの引退がささやかれている。計算できないロートル三塁手の後釜候補として村上、岡本の2人が挙がっているわけだ。


















