新型コロナ感染で体と筋肉が弱っていくのを実感した
油断は怖いものです。先日、日帰りで関西に講演に行きました。立ち見が出る会場で気持ちよく講演を終えました。すると、5、6人の方が追っかけ質問に来られました。唾を飛ばしつつ、熱心に質問や相談をされる参加者に対し、うかつにも講演後のままの雰囲気で、マスクをせずに答えてしまいました。
その48時間後、喉に違和感が出てきました。コロナウイルス抗原検査は陽性でした。幸い高熱は出ませんでしたが、病院勤務はできず、自宅に隔離となってしまいました。
自室で加湿は十分に行いましたが、発症して最初の2日間は咽頭痛が強く、咽頭分泌物も多く、睡眠中に何度も目覚めてうがいをするほどでした。内服は対症療法ですが、のど飴をたくさんなめてしのぎました。
たまっていた論文や原稿を仕上げるために、日中は机に向かってみました。なんとかできるものです。しかし、3日目からは鼻粘膜がただれて、鼻水も増えてきました。それでも、高熱はないため、日中はなんとか机に向かえました。
6日目から喉の痛みは軽快して、7日目に抗原検査は陰性になり、8日目に職場復帰を果たしましたが、鼻咽喉症状は持続しました。コロナ感染症はまだまだつらい症状が出ます。お互いにマスクをつけた上で20分以内の会話にとどめるなどの感染対策にご注意ください。猛威を振るうインフルエンザなどのウイルスも感染対策は同じです。


















