現役ドラフトの厳しい現実…22~24年に移籍37人中19人がすでにクビの衝撃データ
果たして何人が羽ばたき、何人が夢破れるか。
9日に行われた現役ドラフト。今年も各球団で実績のある選手、未完の大器などが新天地に移籍となった。
巨人は日本ハムの松浦慶斗(22=投手)を獲得し、日本ハムは巨人の菊地大稀(26=投手)を指名するなど、3球団で選手を相互交換。阪神は高校通算49発で2019年ドラ2の井上広大(24=外野手)を放出し、ロッテが獲得。今季、一軍で104試合に出場した19年ドラ1のソフトバンク・佐藤直樹(27=外野手)は楽天に移籍となった。
現役ドラフトが導入されたのは22年。当初は「不要な選手の交換会になるのではないか」と懐疑的な意見があったものの、同年ソフトバンクから阪神に移籍した大竹は1年目から12勝を挙げ、ローテの一角に定着。DeNAから中日に移った細川も140試合で24本塁打、78打点と打線の中軸を担うまでになった。
この2人は今オフの契約更改で年俸1億円を突破するなど、まさに「現ドラドリーム」を象徴する存在となっている。23年はソフトバンク→日本ハムの水谷、24年は日本ハム→巨人の田中瑛らが移籍を機に頭角を現しており、一定の成果が出ていると言えそうだ。


















