ニセ裏千家師範が123万円詐欺で逮捕…墓穴を掘ったのは手の込んだ「資格授与」演出だった

公開日: 更新日:

「待ちかねた教授おめでとうございます」

 裏千家の師範の女は弟子に祝いの言葉をかけてニセの「許状」を手渡し、自身の銀行口座に現金123万円を振り込ませていた。

 茶道教室の生徒に「教授」資格に合格したとウソをつき、「合格登録手数料」名目で現金をだまし取ったとして、茶道教室「麗扇会日本文化学院」(東京・市谷)の学院長の渋沢宗麗こと渋沢麗扇容疑者(68)が26日までに詐欺の疑いで警視庁に逮捕された。

 渋沢容疑者は昨年4月中旬、都内で許状を授与する「引次式」を行い、弟子の女性に偽造した許状を手渡した。

 その後、携帯電話のショートメールで<宗家事務局執事引次代金88万円、家元御礼20万円、大宗匠御礼15万円となります。振り込みでも大丈夫です>とメッセージを送り、現金を振り込ませていた。

「教授資格の許状の引次式は本来、京都市内の本部で行われます。受け渡しを目撃した別の生徒が不審に思い、本部に問い合わせたところ、女性が合格した事実はなく、引次式も許状もウソだと判明した。それを聞いた被害女性が今年6月、警察に訴えた。渋沢は資格申請もしておらず、偽造した許状で信じ込ませていた」(捜査事情通)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  3. 3

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  4. 4

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  5. 5

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  1. 6

    皇族費増額の彬子女王、ブータン訪問にまた波紋…同行・伊藤穰一氏とエプスタインの“過去”

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

  4. 9

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 10

    京都・向日市、府内初の130メートル級、ゆがんだ建設計画に立ち向かう辣腕弁護士