全国の神社仏閣に油まき散らしたカルト教団設立者 犯行動機が「神のお告げ」という仰天
発覚から11年──2015年、日本を代表する全国の神社仏閣の歴史的建造物に液体をかけられる事件が相次いで発生した。犯行後、まんまと米国に逃げおおせていた宗教団体の設立者の男がようやく御用となった。
千葉県香取市の「香取神宮」で油のような液体をまいたとして、県警捜査1課は米国在住で日本へ引き渡された日本国籍の医師、金山昌秀容疑者(63)を4日、建造物損壊の疑いで航空機内で逮捕した。
金山容疑者は15年3月21日~4月1日に日本に一時帰国。25日に千葉県内でレンタカーを借り、「成田山新勝寺」の国の重要文化財「三重塔」など12の建造物の外壁に油をまき散らした。さらに1時間後、約20キロ離れた「香取神宮」に移動。重要文化財「楼門」や拝殿の柱、さい銭箱など十数カ所にも油をまいた。当時、同様の被害が二条城や東寺、清水寺(京都市)、東大寺、唐招提寺(奈良市)など、16都府県48の寺社や城で確認された。
金山容疑者は11日間の滞在期間中、東京、新潟、千葉、京都、奈良、山形を訪れ、宿泊先の名簿の住所欄にはニューヨーク、職業医師と書き、勤務先として自身が設立した宗教団体の名前を記していた。


















