「マー君は2年以内に故障」…爆弾スカウティングリポート流した真犯人

公開日: 更新日:

<「想像以上の負荷」>

「ダルより制球がいいうえに、フォークの落差や精度もダル以上だ。現時点では非の打ちどころのない投手だが、あのフォームは手首に想像以上の負荷がかかる。2年以内にリストを故障する可能性が高い」

 あるメジャー球団の楽天田中将大(24)に関するスカウティングリポートの一部には、こんな記述があるという。
「ダルより制球もフォークもいい」のは分かるとして、引っ掛かるのは「2年以内に手首を故障する可能性が高い」という点だ。

↓………ここから続き………

 これまで10球団近いメジャー球団の米国人スカウトが、わざわざ日本まで足を運んで田中の投球を視察。このスカウティングリポートは、その中のひとりによって作成されたものらしい。

 どの球団のリポートかは分からない。ただ、西海岸の代理人関係者を通じて、私の耳に入っているくらいだ。すでにメジャーのほとんどの編成担当者は田中の手首故障説、いや、正確には故障する可能性ありとみている球団があることは知っているだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘