則本リリーフ待機も想定外…巨人を追い詰めた「誤算」と「読み違い」の連続

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 巨人になかなか風が吹かない。

 これで対戦成績は2勝3敗。楽天に王手をかけられた。この日は4安打2得点と、またも貧打地獄。第6戦の楽天の先発は無敗の絶対的エース田中が予想される。原監督は「1日あるからしっかり考える」と話したが、絶体絶命だ。

 深刻なのはシリーズの打率.118の3番坂本と.071の4番阿部。この日は揃って3タコで坂本に至っては3三振。誰しもが「いつか打つだろう」と思い、その「いつか」はまだやってこない。巨人の橋上戦略コーチは第3戦の前にこう話していた。
「則本は球に勢いがあるんだけど、コントロールもいい。厄介な投手です。マー君の前に5戦目の先発の則本攻略ですよ。則本のリリーフ待機? それはないと思うよ」

 31日の第4戦で則本がベンチに入ったため、巨人側に救援待機がバレたものの、東京ドームの3連戦が始まる前には、楽天のこの投手起用は想定していなかったことになる。

 第5戦の試合前、7番・一塁でスタメン出場した中井はこう言っていた。

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