日本シリーズ2戦で7安打…原監督のカミナリ恐れる巨人「ID班」

公開日: 更新日:

 日本シリーズは2試合を終えて1勝1敗。巨人としては想定内の結果だが、自慢の強力打線が2戦で3安打と4安打、たった7本しか安打を放っていない。原辰徳監督(55)は昨28日の練習で「ここというところで打てる打線になるように期待したい」と話した。

 打てない時、決まってとばっちりを食うのがデータ部門の戦略室。第2戦の田中相手の指示は「早めに攻めろ」だった。だが、早打ちを楽天バッテリーに逆手に取られ、完投勝利を許した。第6戦までいけば、また田中と対戦する。スコアラー陣はデータの洗い直しに躍起になっている。

 あの時もそうだった。完封負けを喫した5月28日のソフトバンク戦の後のことだ。原監督が「選手を迷わすくらいなら指示しない方がいい。分からないのに、分かっているような指示をする方がよっぽど悪い」とコメントした。「私も含め」とはしたものの、打てない原因はコーチにあると厳しく指摘。チーム内はこれをチーフスコアラーを兼任する橋上戦略コーチを指すものと受け止め、一時緊迫した空気が流れたことがあった。

<戦々恐々の人たち>

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議