楽天・田中 メジャー成功のカギを握る「内助の功」

公開日: 更新日:

 新入札制度の合意が時間の問題となり、今オフのメジャー挑戦が確実な田中将大(25)。メジャーで成功するカギを握っているのは妻でタレントの里田まい(29)だという指摘がある。

 里田は2012年、田中と結婚。アスリートの食事を勉強し、「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を取得した。公式ブログには田中が口にする料理が写真付きで掲載されることもある。

 アスリートにとって食は基本だ。日本とは食生活も環境も文化もまったく異なる米国で暮らすようになるのだから、夫人が料理好きなのに越したことはない。

 結婚後、田中の成績は下がるどころか右肩上がり。里田が「あげまん女房」といわれるゆえんとはいえ、米国でもうまくいくのか。在米ジャーナリストのイチロー・桜木氏がこう言った。

「メジャーの各チームには夫人会がある。選手の夫人同士のコミュニケーションが盛んで、集まって食事をしたり、情報交換をしたり、ポストシーズンでは相手チームの夫人たちにプレゼントを贈ったりする。田中クラスなら夫人にも通訳が付くかもしれませんが、夫人がそういうサークルに馴染めないようだと田中までストレスを抱える可能性はあります」

 グラウンド内で誰からも後ろ指をさされないような活躍をすればともかく、里田まいの役割も大きいということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 8

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 9

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  5. 10

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較