ヤンキースのマー君獲得本腰で浮上する「イチロー放出プラン」

公開日: 更新日:

<FAで大物外野手に触手>

 ピンストライプのユニホームに身を包んだ安打製造機は、今季が見納めになるかもしれない。

 5年ぶりにポストシーズン進出を逃したヤンキースがこのオフ、イチロー(40)をトレードで放出する構想を持っていることがわかった。

 最大の理由は外野手のダブつきだ。ヤンキースの外野はガードナー(30)、グランダーソン(32)、ウェルズ(34)、ソリアーノ(37)、イチローの計5人。

 このうちグランダーソンはFAだが、昨年まで2年連続40本塁打の長打力を評価して再契約する方針。外野が飽和状態の現状に加え、このオフはさらなる大物選手の獲得を狙っている。

「カルロス・ベルトランですよ。今季2割9分6厘、24本塁打、84打点でカージナルスのリーグ優勝に貢献、走攻守そろった強打のスイッチヒッターです」と、西海岸のさる代理人関係者がこう続ける。

「36歳と少々、トウは立っているけど、ケガさえなければコンスタントに20本塁打は計算できるクラッチヒッター。ゴールドグラブ賞を3回受賞、昨年はスイッチヒッターとしては史上初の300本塁打、300盗塁を達成しています。フロントは、小回りの利く外野手はジラルディ監督お気に入りのガードナーひとりで十分と判断、得点力アップのためにも一発のあるベルトランに白羽の矢を立てたのでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾