ロイヤルズ青木 電撃移籍で期待高まる「200安打とMVP」

公開日: 更新日:

 来季も日本人選手が主役の一端を担うかもしれない。ロイヤルズに電撃移籍した前ブルワーズ・青木宣親(31)のことだ。

 レッドソックス・上原浩治(38)がリーグ優勝決定シリーズでMVPに選ばれたように、来季は青木が勲章を手にする可能性がある。

 ロイヤルズのムーアGMはすでに青木の起用法について「1番・右翼に据える」と断言。「走攻守すべてで安定している。100得点は計算できる」と期待の高さを口にしている。

 今季の青木が放った内野安打(43)はメジャートップ。加えて本拠地カンザスシティーの気候も追い風になりそうだ。

 カウフマンスタジアムは中西部特有の乾燥帯に位置するため、夏場は地面が乾き、硬くなる。したがって野手の間を抜ける打球が増えやすい。これまで同様、ムリに引っ張ろうとせず、左中間方向への打球を意識すれば、安打を量産する可能性もある。本人が「毎日、チームに貢献したい。(200安打、100得点とも)僕にもできる自信はある」と話すように、目標の200安打達成は決して夢ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑