熱狂的サポーターがソッポ 本田ミランデビュー戦は閑古鳥

公開日: 更新日:

 本田圭佑の記念すべきセリエAデビュー戦は、スタジアムに閑古鳥が鳴きそうだ。ACミランに入団した本田の公式戦初出場が予定されるアウェーでのサッスオーロ戦にミランサポーターが足を運ばない可能性があるからだ。

 9日(日本時間10日)に「フットボール・イタリア」(電子版)が伝えたところによれば、「ウルトラス」と呼ばれる熱狂的サポーター集団が高額なチケット料金に反発して「サッスオーロ戦の観戦をボイコットする」との声明を発表したという。

 声明では「チケット代が40ユーロ(約5700円)もするなんて考えられない。(チケット代が改定されない限り)応援し続けるわけにはいかない」と値下げを求めている。

 実際に、何人のミランサポーターが呼び掛けに応じてボイコットするのか不明だが、敵地「スタディオ・チッタ・デル・トリコローレ」のアウェー席に空席が目立つ事態も予想される。チケット代の高騰は本田に責任がないとはいえ、サポーターの不買運動によって思わぬケチが付きそうだ。

 本田は入団会見から一夜明けた9日、ミラノ郊外の練習場「ミラネッロ」で練習に参加。戦術練習に加わり、前線でワントップのパッツィーニ、ブラジル代表のロビーニョとコンビを組んだ。チームの公式サイトによると、その後の紅白戦では後半だけプレーしたという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも