ヘボが一転…日ハム中田の三塁守備に首脳陣「基礎は完璧」

公開日: 更新日:

 かつてのヘボ内野手がキャンプで見違えるような動きを見せている。今季から三塁にコンバートされた日本ハム中田翔(24)。昨季は左翼手として、ベストナインを受賞。11、12年は2年連続リーグ最多補殺をマークし、12年の9併殺はプロ野球記録だ。

 複数のポジションを守れた方がいいに決まっているとはいえ、そもそも外野の“名手”を三塁にコンバートするのはなぜか。ある日ハムOBは「球団の判断のようです」と、こう言った。

「日ハムとしては中田に今後10年間、4番を打って欲しい。長く現役をやってもらうためにも、負担の少ない内野に固定したいようです。外野は守備範囲が広い分、足腰への負担も大きいですからね。三塁手の小谷野がケガがちという事情もあるけど、打線の柱としての期待がそれだけ大きいと聞いています」

■紅白戦ではポロリ…

 中田は入団当初、三塁手だったが、ノックでもポロポロやり、送球も「行き先はボールに聞いてくれ」といったありさま。結局、一軍で三塁を守ることはなく、外野手に転向した経緯がある。三塁コンバート後、初実戦となった6日の紅白戦でも早速エラー。これでも三塁を守れるのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?