イチロー足でもアピール ビデオ判定はねのけ今季初盗塁

公開日: 更新日:

 ヤンキースのベテラン外野手が必死のアピールを続けている。今季は開幕から控えに甘んじているイチロー(40)のことだ。
 6日のブルージェイズ戦に「8番・右翼」で2戦ぶりのスタメン出場。4打数1安打だった。

 六回の第3打席でリリーフ右腕のレドモンドの低めの変化球を捉えて右前打。3戦連続安打としたが、首脳陣へのアピールにはつながらなかった。この日の打撃の内容が芳しくなかったからだ。

 相手の先発右腕ハッチソンに最初の2打席はタイミングが合わず、いずれも空振り三振。八回にもリリーフ右腕の変化球にバットが空を切った。昨年9月5日のレッドソックス戦以来の1試合3三振を喫した。

 もっとも機動力で結果を残した。六回に出塁した際、二盗を決めた。きわどいタイミングだったため、敵将のギボンズ監督は「チャレンジ」を使って、主審にビデオ判定を要求。MLBの担当者が映像で確認したが、判定は覆らずに、イチローは今季初盗塁を記録した。

■2安打のジーター通算3320安打

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手