平昌五輪 キム・ヨナがコーチになって「打倒真央」も!?

公開日: 更新日:

 形を変えた“再戦”があるかもしれない。

 4日から韓国・ソウルで行われたキム・ヨナ(23)の現役最後となるアイスショーは6日、大盛況のうちに幕を閉じた。「国民の妹」と呼ばれるほど絶大なる人気を誇ってきたフィギュアの女王がリンクを去った。

 韓国ではすでに、今後のキム・ヨナの進路についてアレコレ取り沙汰されている。ヨナは3月に行われたファンとの集いで、「フィギュアは私の最も大きな長所で自信があるもの。指導者をしようと他に何をしようと、フィギュアは最後まで手放すことはないだろう」と語っていた。

 その集いでは、「これまで(指導者に)習ったこと、知っていることを後輩に伝えていきたい」とも言った。

 今後もテレビ出演やチャリティー活動などは続けていくだろうが、メーンは指導者として後輩の育成に励むというのが現実的だろう。
「それはみんなが願っていることです」と、フィギュア関係者がこう続ける。

「日韓両国のメディアやファンは、ソチ五輪まで、ヨナ対真央(23)の対決で沸きに沸いた。真央人気はヨナがいればこそです、という人さえいた。ヨナはソチ五輪を最後に引退したが、引退するか、続けるかは『ハーフ、ハーフ』と迷っている真央は、どうやら現役続行に傾きつつあるようだ。引退したヨナが指導者になり、教え子を地元五輪に送り出せば、平昌五輪では『ヨナの弟子と真央の勝負』が見られるかもしれない。実現すれば、下火になることが懸念されている韓国の女子フィギュア熱にも再び火がつくし、日本のメディアも大喜びでしょう」

 ヨナは4年後に行われる韓国・平昌五輪の特別広報大使でもある。
「地元五輪を盛り上げるためにも、再びリンクに戻ってくる日は近い」とみる向きは多いそうだが、さて……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因