セペダとアンダーソンに引導を渡されそうな巨人・高橋由

公開日: 更新日:

 と、むしろ“足かせ”になる可能性も指摘している。

 左翼の現レギュラーは同じキューバ出身で打率リーグ1位のアンダーソン。この前まで4番を張っていた打者はさすがに外せない。セペダの加入で一塁へ回ることが濃厚とみられたが、この日のヤクルト戦で足を故障。七回に内野安打を放つと一塁を駆け抜けたところで倒れ込み、そのままベンチに下がった。本人は「そんなにひどくない」と話したものの、日刊ゲンダイ本紙が「両足がパンク寸前」と書いていた通りの結果になってしまった。

 これで命拾いしたのがチーム2位の24打点を挙げているロペス。一塁からはじき出されて代打要員に格下げされるところだっただけに、胸をなで下ろしているだろうが、そうもいかない大物選手がいる。高橋由伸だ。

 左翼一本でやるセペダとはポジション丸かぶり。現在39歳。今季は主に代打で28打数4安打、打率.143。急速に存在感が薄れているところへ、大物助っ人がやって来た。さる球団関係者が声を潜めて言う。

「中堅のレギュラーをつかみかけていた橋本が故障離脱中で、代わって今は大田が一軍。セペダが登録されれば、真っ先に大田が抹消されるだろうけど、橋本が復帰する時に誰が落ちるかが、話題になっている。今の状態ならヨシノブではないかと。他の選手はみんな持ち場があるけど、セペダとポジションが同じ上に打撃は1割台。名前はあっても、『実力至上主義』なら危ないでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは