1トップは?ボランチは?…煮え切らぬザックに冷ややかな目
たとえば大久保の使い方ひとつとってもデタラメ極まりない。5月21日からの鹿児島合宿ではトップ下だったが、27日のキプロス戦は1トップで使われ、2日のコスタリカ戦では2列目の右サイド。いずれも大久保自身が「練習でやってなかったポジション」とビックリ仰天のサプライズ用兵だった。
さらに6日のザンビア戦は後半から1トップに入り、後半15分に大迫が入ると右MFにポジションチェンジ。取りあえず結果が出ているとはいえ、あまりにも行き当たりばったり過ぎると周囲から「一体どうしてしまったのか? 結果オーライなんてザックらしくない」といぶかられているのである。
■ボランチ2人は…
先発ボランチ2人を誰にするのか、やはりザッケローニは結論を出せないままでいるという。
いくら4連勝中といってもここ2試合、計4失点と守備の甘さがありあり。3─1のコスタリカ戦では、若手MFの山口と青山が先発。2人ともガツガツとアタックに行って相手の出足を止め、先制された後は日本が優位に試合を進めた。