渋野日向子に初日は「難敵」現れず…2アンダー暫定12位の好発進! 名物の風が牙を剥いた時が勝負

公開日: 更新日:

【全米女子オープン】第1日

 2006年開場のこのコースで全米ゴルフ協会(USGA)主催の大会が行われるのは5回目。新しいコースでは珍しいが、それもそのはず。

「ここはUSGAがナショナルオープンなどを開催するために造ったコース。スコットランドのリンクスのように風を遮る樹木がなく、ほぼ毎日強い風が吹く。広いフェアウエーは激しいアップダウンがあり、パブリックコースでありながら、ラフのフェスキュー芝を伸ばしたり、アンジュレーションに特徴があるグリーンのピン位置や周囲の刈り込みなどでいくらでも難しくできる。ナショナルオープンではショットの精度はもちろんのこと、風の読みや低弾道でのコントロール、アプローチのイマジネーションなど、あらゆる技術が求められる舞台となる」(ゴルフライターの吉川英三郎氏)

 その難コースも午後まで風が吹かず、午前6時56分10番スタートの渋野日向子(26)はほぼ無風の中でプレー。グリーンもソフトだった。

 出だしは3パットボギーも、前半はフェアウエーを外さず4バーディー。後半の3番、4番のパー4で連続バーディーを奪い、一時は4アンダーでトップに立ったが、5番パー4のドライバーを左ラフに曲げてからショットが乱れ出し、続く6番パー3の第1打も右バンカーに入れて連続ボギー。6バーディー4ボギーでまとめ、全選手ホールアウト前は首位に2打差の2アンダー、暫定12位の好発進となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも