数字こそ大谷が上も…阪神・藤波「最多勝タイトル」の現実味

公開日: 更新日:

 後日、自己最速をマークした記念として、2人のコラボグッズが日ハム、阪神両球団から発売された。これでは大谷の方が速いと宣伝しているようにも映る。

■リーグトップ井納とは3勝差

 今季の大谷は一気に素質を開花させ、投手では9勝1敗、防御率2・14、127奪三振。全てリーグ2位の成績で十分タイトルに手が届く位置につけている。打者としても打率・281、5本塁打で昨季よりも大きく数字を上げている。藤浪が何をやっても「大谷の方が凄い」との見方をされるのはしかたないところだ。

 とはいえ、阪神は50試合を残しており藤浪は2年連続の2ケタ勝利はもちろん、最多勝のタイトルだって夢じゃない。リーグトップは井納(DeNA)の10勝だ。3勝差なら諦めるのはまだ早い。

 高卒1年目から2年連続2桁勝利となれば、松坂大輔(99、00年)以来。高卒2年目の最多勝も松坂が最後だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  1. 6

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  2. 7

    「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”

  3. 8

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  4. 9

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  5. 10

    自民保守派が“石破おろし”で分裂状態…次期党総裁「コバホークだ」「いや高市だ」で足並み揃わず