初打席で強烈安打 西武高卒新人・森友哉は態度も“超ド級”

公開日: 更新日:

 ウワサの大物新人はプレーも態度も「器」が違うらしい。

 27日に初の一軍昇格を果たした西武の高卒ドラ1捕手・森友哉(18=大阪桐蔭)が、30日のオリックス戦で一軍デビュー。八回の守備から出場し、九回のプロ初打席で右翼フェンス直撃の安打を放った。

 当初は、将来の正妻候補として二軍で英才教育を施しながらじっくり育てる予定だったが、二軍で67試合に出場して、打率・341、5本塁打、41打点の好成績をマーク。下に置いておく素材じゃないと、一軍昇格が「前倒し」された。身長170センチ、80キロと小柄な「豆タンク体形」ながら、下半身を使ったフルスイングはすでに一軍レベルともっぱら。この日の安打もスイングスピード、打球の速さとも強烈で、高校の先輩にあたる「おかわり」こと4番の中村が、ベンチで目を丸くしたほどだった。

 二軍で対戦したロッテ・細谷が、「あの体で思いきりバットを振りきる。高卒新人とは思えない」と言えば、プロ2年目のロッテ・加藤も「高卒1年目で逆方向に軽々と一発を打てるのは彼ぐらい。スイングが速く、打ち損じも少ない。二軍にいる選手じゃありませんよ」とベタ褒めだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  2. 2

    金足農・吉田大輝は「素質は兄・輝星以上」ともっぱらだが…スカウトが指摘する「気がかりな点」

  3. 3

    叡明(埼玉)中村監督「あくまで地元に特化したい。全国から選手を集めることは全く考えていません」

  4. 4

    中居正広氏に新事実報道!全否定した“性暴力”の中身…代理人弁護士は「出どころ不明」と一蹴

  5. 5

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  1. 6

    国民民主“激ヤバ”女性議員の選挙違反疑惑には党本部が関与か…ダンマリ玉木代表に真相究明はできるのか?

  2. 7

    清原和博さんの「思わぬ一言」で鼻の奥がジーン、泣きそうに。チーム内では“番長”とは別人だった

  3. 8

    嫌というほど味わった練習地獄と主力との待遇格差…俺の初キャンプは毎日がサバイバルだった

  4. 9

    例年の放送目前に「今年は27時間テレビないのか」の声が続々 2011年には中居正広氏に「女性に溺れる」との予言の因果

  5. 10

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も