生え抜き選手は年俸安め…DeNAはまるで“外様天国”

公開日: 更新日:

「自由契約なのにえらく好待遇だな」

 18日に入団会見を行ったDeNAの岡島秀樹(38)に、周辺からは嫉妬の声が聞こえてくる。

 このオフにソフトバンクをクビになったこのベテラン左腕に、DeNAは1年契約の年俸6000万円プラス出来高を提示。今季は44試合で4勝4敗、防御率2.11と結果を残したとはいえ、年俸5500万円から異例の昇給となった。

「それにしてもDeNAは外様、助っ人選手に甘い」

 と、あるベイスターズOBがこう言った。

「グリエルには契約金を含めて総額で5億円を支払う。尚成は2年契約とはいえ、今季0勝で6000万円の現状維持。元巨人の中継ぎ左腕の林は3年契約を勝ち取った。一方、生え抜き組は全体的に給料が抑えられる傾向がある。投手で三上が今季950万円から3200万円に、野手では梶谷、筒香もそれなりに上がったが、年俸の安い選手が大幅減を強いられたり、査定ポイントで上位5人に入っている選手がダウンしたケースもある。梶谷や黒羽根は、『喫煙をしたら背番号を今のヒトケタから元の番号(梶谷が63、黒羽根が59)に戻す』と球団から通告されているとも聞く。生え抜きは肩身が狭い思いをしているんじゃないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった