沢村だけじゃない 巨人原監督が「菅野以外“総中継ぎ”」構想

公開日: 更新日:

 一方で原監督は救援陣の人数を増やしたい意向もある。左ヒジ痛明けの山口が未知数で、昨季は守護神のマシソンも打たれた。救援防御率が13年の2.57から4.01と大幅に悪化。混セを招いた要因となっていた。

「新外国人左腕、キャンプ一軍スタートの新人2人の新戦力は中継ぎ要員。あれだけ先発にこだわっていた沢村も中継ぎに転向させた。大げさにいえば、菅野以外の誰もが救援に回される可能性だってあるんです」(前出の関係者)

 内海は22日、山口らと行っていた自主トレ先のグアムから帰国した。「いつでもブルペンに入れる」と腕まくりしたものの、今年は投手を動かす気らしい原監督には、「軟投派は救援向きではない」なんて正論は通じない。年俸4億円の4年契約3年目。もしダメなら、4億円の中継ぎ投手が誕生しても不思議ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層