沢村だけじゃない 巨人原監督が「菅野以外“総中継ぎ”」構想

公開日: 更新日:

 巨人内海哲也(32)が意気込んでいる。

 昨季は登板10試合目にやっと初勝利。7勝に終わった。今年の目標を「開幕投手と15勝以上」と設定しているものの、現実は厳しい。「開幕」は昨季12勝でセ・リーグMVPの菅野が最有力。「巨人のエース」の称号もこっちに渡っているどころか、チーム内ではこんな見方まである。

「菅野以外は開幕ローテに入っても、結果次第では昨季の打順のようにコロコロ入れ替わるのではとみられている。昨年のクライマックスシリーズで阪神に4連敗を食らったことが原因。先発陣は右ヒジの故障で離脱していた菅野の穴を誰も埋められなかった。これに原監督は怒りと失望を感じたというのです。今オフに松坂や金子らの目玉補強にも失敗。『菅野以外は信用しない』とまでは言わなくても、杉内、大竹のFA組だろうが、投手陣のリーダー内海だろうが例外はなさそうです」(チーム関係者)

 原監督は昨季、先発ローテーションを6人から5人に変更し、中5日で回した。今季もそれは継続。5つのイスを菅野、杉内、内海、大竹、新外国人のマイコラス、小山、西村、宮国、今村らで争う構図となっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動