ナインも球団関係者も辟易 オリ金子は“寡黙”マイペース調整

公開日: 更新日:

「本人が周囲に見られたり話しかけられたくないんですから。一軍キャンプに帯同させたこと自体が失敗だと思いますよ」

 オリックスのチーム関係者がこう嘆くのは金子千尋(31)のこと。現在一軍のキャンプに帯同しているものの、あまりのマイペースぶりに周囲が辟易しているからだ。

 昨年11月末に右ヒジを手術。以後はリハビリ中心のため、キャンプは初日からウオームアップや投内連係を除いて完全な別メニュー調整。昨年の移籍騒動で多方面からバッシングを受けた影響からか、基本的にメディアには「無言」。そればかりか、チームメートともほとんど口をきかないというのだ。

「キャンプで他の投手と話している姿をほとんど見ません。金子以外の投手が『何をやっているんですか? どのぐらいまで回復しているんですか?』と報道陣に逆取材するほどですからね」(冒頭の関係者)

 それでも黙って調整しているだけならいい。17日に行った手術後初となる屋外でのブルペン投球では、「公開」されているにもかかわらず、開始直後からピリピリ。途中でカメラのシャッター音にいら立ちを募らせ、「足を上げてからのシャッター音はやめてください!」と声を荒らげた。練習後は一言もコメントすることなく、足早に球場施設に潜り込んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした