巨人・岡本の「プロ初本塁打」を二軍首脳陣が喜べない理由

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■守備コーチは戦々恐々

 原監督は評判のいい高卒ルーキーを、突発的に一軍に呼ぶことがある。坂本は高卒1年目の7月と9月に昇格。新人時代の宮国にも招集をかけたことがある。二軍の試合ですらほとんど投げていないのに、である。こちらは二軍首脳陣の猛反対にあって実現はしなかったものの、そういう前例があることを、コーチ陣はみんな知っている。

 とはいえ、セ・リーグにDH制はない。守れなければ代打以外では使えない。二軍コーチはだから、戦々恐々なのだ。

「打撃は着実に進歩している。逆にこれが怖い。急に上に呼ばれた時、岡本の三塁守備が何とかなっているかが問題。どうにもならないままだったら、ヤバイのは守備コーチだけじゃないともっぱら。うまくなっていれば手柄。ダメならクビになるコーチだって出てくるかもしれない。岡本の育成は、それほど球団を挙げての一大事なんです」(前出の関係者)

 原監督がムズムズし始めた時、二軍首脳陣全員の手腕が問われる。1本の本塁打くらいで喜んでいられないのも、当然といえば当然である。

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