西村が救援へ、FA金城開幕二軍…巨人は開幕直前も“迷走中”

公開日: 更新日:

 巨人がバタバタしている。

「新成」をテーマに掲げる今季から先発に転向していた西村健太朗(29)が、急きょ救援に回ることになり、25日の東京ドームでの練習で一軍に合流した。「勝利の方程式」の一角だったマシソンが、オープン戦で2試合続けて乱調。無期限二軍落ちとなった“穴埋め”にである。

 原監督は「マシソンには時間を与える。(西村と)話をして(マシソンの)役割を担えるのは健太朗しかいないと。チーム事情は分かってもらっている。先発は継続してもらう」とあくまでマシソンが復帰するまでの「急場しのぎ」を強調したが、開幕2日前になって、あっちこっちと役割が変わる西村は大変だ。

 ここにきての配置転換は、原構想を根底から覆す問題でもある。13年は防御率2.57だった救援陣が昨季は4.01。セーブ数は48から41、ホールド数も108から96と軒並み悪化。原監督は課題として「救援陣の整備」を真っ先に挙げていたからだ。

 オフの補強が“迷走”だったことも明らかになった。この日、出場選手登録が公示され、FAで今季入団した金城龍彦(38)が開幕一軍メンバーから外れた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束