W杯2次予選 シリア、アフガニスタンとの敵地戦は中立開催か

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 18年ロシアW杯のアジア2次予選の抽選会が14日に行われ、グループEに入った日本(FIFA世界ランク50位)はシリア(同126位)、アフガニスタン(同135位)、シンガポール(同162位)、カンボジア(同179位)とホーム&アウェーで対戦する。

 この組み合わせにハリルホジッチ日本代表監督は「長距離移動があって政治的に不安定なところでも試合をやる」と警戒心をにじませながらコメント。スポーツマスコミも「決して安心はできない。特にアウェーでは何が起きるのか、分からない」と危機感をあおる。

 しかし、世界ランクを見るまでもなく、対戦相手に骨のあるチームは見当たらない。対戦成績もシンガポールとは20勝1分け3敗、シリアとは7勝1分け、アフガニスタンとは1勝、カンボジアとは2勝(合計30勝2分け3敗)と彼我の実力差は歴然としているのだ。「レベル差のある国との対戦とはいえ、ことさらに簡単に勝てると考えることなく、世情が不安定な国との対戦なのでテロなど起きるのでは、と必要以上に不安がることもなく、平常心で試合に臨み、実力を発揮すれば日本の2次予選突破は問題ないと思います」とサッカージャーナリスト・六川亨氏がこう続ける。

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