8戦ぶり無安打のイチローはリードオフマンでも“失格”

公開日: 更新日:

 マーリンズ・イチロー(41)が掴んだ定位置は、つかの間かも知れない。

 21日(日本時間22日)のダイヤモンドバックス戦に「1番・右翼」でスタメン出場。4戦連続でリードオフマンを任されたものの、5打数ヒットなし。連続安打は7試合で途絶えた。

 ここにきて開幕から1番を務めてきたゴードン内野手が左手親指脱臼で故障者リスト入り。イチローはナ・リーグの打撃部門で上位に名を連ねていたゴードンの代役を務めるが、リードオフマンの働きとしては物足りない。

 ここ3試合でイチローが相手投手に投げさせたのは1打席あたり3球。もともと、マリナーズ時代から早打ちとはいえ、1番打者はファウルで粘るなどして相手投手に球数を放らせるのも重要な役割の一つだ。初球から手を出して凡打に倒れるなど悪球打ちも相変わらずでリードオフマンとしての役目を果たしているとは言い難いのだ。

 打撃不振でマイナーに降格している正中堅手のオズナが近日中にも復帰する見込みだ。ジェニングズ監督がオーダーを組み替える可能性もあるだけに、イチローの下位降格は時間の問題か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは