著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

流行語大賞「五郎丸ポーズ」ではなく「トリプルスリー」で良かった

公開日: 更新日:

 師走の流行語大賞。あまり好きではない。年末の風物詩みたいに、流行りすたりをあじゃくじゃこねまわして「大賞」を選ぶあぶくどもの騒動なんざ、まとめて可燃ゴミに出したい気分だ。燃せも埋めもできぬ核のゴミをどうするかはうっちゃらかすくせしやがって、どうすんだよ?

 だいいち一年のあまり早い時期に話題になると、暮れの選考期にゃとんと忘れられて見向きもされないのが流行り言葉だ。一発芸人の間では「年の初めに一発芸を流行らせるな」という不文律があったりして。

 流行語なんだから「言葉」でなくてはならない。ぶっ飛んだのは「五郎丸ポーズ」。そりゃ「言葉」じゃなくて彼の「ルーティン」だ。「五郎丸ポーズ」とは別に「ルーティン」というのもノミネートされていた。1個にせいよおまえたち! 

 選考委員とやらが言葉を扱うプロだと自負しているなら、もういっぺん自分の脳みそを鍛え直せ。アホが言葉のプロを名乗るとこういう間違いをしでかす。大賞に選ばれたのが「トリプルスリー」で「五郎丸ポーズ」じゃなくてよかった。選ばれでもして、本人が授賞式で、

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