八角新理事長が誕生も…相撲協会を悩ませる白鵬の“増長”

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「本来、内弟子は親方株を取得済みの力士か、部屋付親方が取るもの。独立するか、師匠から部屋を継ぐかが確定していなければ、おいそれとは『オレの弟子になれ』なんて言えませんよ。自分の部屋が持てなかった時、その力士はどうなるのかを考えれば当然です。親方になれる資格のない白鵬のそれは、厳密にいえば内弟子ではない。白鵬が勧誘した、宮城野部屋の後輩に過ぎない」

 しかも、白鵬は「20年東京五輪まで現役を続けたい」とも話している。5年後、“内弟子”1号の大喜鵬は31歳だ。まさか、その年になっても宮城野部屋で「居候」を続けろというのか。

 相撲協会は18日、理事会を開き、互選で八角事業部長(52=元横綱北勝海)を新理事長に選出した。ナンバー2の事業部長は尾車巡業部長(58=元大関琴風)が兼務する。

 八角新理事長は記者会見で、「北の湖理事長の思いを後世に残していかないといけない」と言った。白鵬のわがままに拍車がかかろうと、そうはいきそうもない雲行きだ。

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