元中日チェン 「6年113億円」でイチローいるマーリンズに

公開日: 更新日:

 オリオールズからFAになっていた元中日台湾人左腕チェン・ウェイン(30)が12日(日本時間13日)、マーリンズと合意したことが明らかになった。イチロー(42)の同僚になったわけだ。

 MLB公式サイトなど複数の米メディアによれば5年8000万ドル(約94億円)で、2年目のシーズン終了時にはチェンに契約を破棄できる権利がある。6年目の21年は球団に契約選択権があり、総額は6年で9600万ドル(約113億円)に達する大型契約だ。投手としてはマーリンズ史上最高額になるという。

 今季でメジャー5年目を迎えるチェンは昨季までのオリオールズでの4年間で117試合に先発し46勝32敗、防御率3.72。14年にはチームトップの16勝(6敗)をマークして地区優勝に貢献した。昨季終了後にはオリオールズからのクオリファイング・オファーを蹴ってFAになっていた。今オフのFA市場ではドジャース入りしたカズミアと並ぶ左腕の目玉として注目を集め、米メディアの報道ではマーリンズ以外にもヤンキース、ロイヤルズといった複数の球団が獲得に動いていたとされる。

 チェンはマーリンズで13年の新人王でエース右腕のホセ・フェルナンデスに次ぐ先発2番手で起用される見込みだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手