<第1回>「ノリオは何やってんの?」と選手からブーイング

公開日: 更新日:

「国内でゴールは取れても、国際試合では頼りにならない。チームメートからダメ出しされているのに佐々木監督は“お気に入り”を加えないと気が済まない。それが求心力低下につながっていると佐々木監督は、残念ながら気付いていなかった」(マスコミ関係者)

 昨年は「なでしこリーグ視察サボリ事件」を何度も起こし、選手から不興を買っている。

「なでしこリーグが行われている週末、佐々木監督が試合会場に姿を見せないことがあり、サッカー協会関係者が事情を調べてみると、地方で講演会をこなしていることが何度かあった。選手たちからは『ノリオは何やっているの!』と呼び捨てにしながら大ブーイングだった」(前出の関係者)

 指揮官と選手との気持ちが完全に離れ、一枚岩には程遠かった。なでしこの“リオ五輪予選敗退”は、予期されていたコトだった――。

【連載】「なでしこ」はなぜ崩壊したのか

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???